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微生物によって生かし合う「炭素循環農法」とは?

わたしたちは、「炭素循環農法」という、無農薬、無施肥料の農法で野菜を作っています。

ざっくりいうと、炭素率が高い“炭素資材”を“糸状菌”が分解し、糸状菌の分解物を餌に窒素固定菌等が分解され、植物の栄養になる、というもの。

つまり、私たちが微生物のお世話をすることで、畑の中で微生物に栄養素を作ってもらう循環が始まり、結果として美味しい野菜となって私たちに返ってくるのです。

奪い合いではなく、生かし合いの世界です。

そしてその環境を整えることが人の役割なのです。

この「炭素循環農法」によって、収量も食味もUPし、健康で美味しい野菜ができると言われています。

安心で安全、ヘルシーで、食物の旨味をそのまま味わえる農法で、「うまい!」を提供しています。


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